玄関に入ると自然とリビングの南面窓へと視線がつながるように設計。
キッチンの天井高さは下げ、抑揚のある空間に。
リビングに併設したゲストルーム。
縦長の窓から森の景色が楽しめます。
キッチン脇にはデスクコーナーを計画。
階段の踊り場にはライブラリーコーナーを計画。
2階の個室から見えるのは楡の木。
文化村の家
Data
設計・施工:軽井沢建築社
所在地 :長野県北佐久郡軽井沢町
規模 :木造2階建
延床面積 :125㎡程度
外皮性能 :UA値 0.20W/㎡K
撮影 :大槻 茂
竣工年 :2023年
追分エリアの文化村地区に建つ定住の住まい。
南面に広がる雑木林に向かって緩やかに傾斜している敷地です。
南面に対して45°振れている敷地ですので、リビングも斜めに計画することで、南面に垂直に向き、窓から効果的に日射を取得できるように配慮しています。
リビングの窓から日が差し込むと、木陰の景色がウッドデッキからリビングへと繋がり、居心地の良いひとつづきの空間に。
部分的に斜めにすることで、日射の恩恵のみならず、空間にも豊かさが生まれました。
断熱等級は最高等級の7を取得しました。
暖房方式はパッシブ冷暖を採用し、厳冬期でも快適に過ごせるお住まいです。