軽井沢木造古民家断熱リノベーションプロジェクト
新しいオフィスの移転先に選んだのは築後300年以上を経過した古民家でした。江戸時代に牛舎として建てられ、蕎麦屋、居酒屋を経ながら時代と共にその姿を変えてきたそうです。軽井沢の町と共に歴史を刻んできた建物ですから、安易に解体して建て替えるのではなく、構造・断熱・意匠を現代版にアップグレードし、今後も住み継ぎ、使い継げるように再生することをテーマに掲げ、あえてフルリノベーションという難題に挑みました。
工事の過程では、床下の結露、建物の傾き、柱の腐食など困難の連続でしたが、住宅医としてのノウハウを活かし、軽井沢の優しく美しい四季に呼応しながら、時には厳しい寒さや高湿度へ対応できる高性能スペックのオフィスへと進化させることができました。
HANAREYAMA STUDIOができるまで
改修工事
まずは解体工事から始まり、構造補強工事、断熱工事と進みます。
新築と改修で大きく異なるのは、「壊してみないとわからない」ことが多く、その場での判断力と適切な品質確保がとても重要です。
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